wild cherry 1st

Side1 Side2
Play That Funky Music Nowhere To Run
The Lady Wants Your Money I Feel Sanctified
99 1/2 Hold On
Don't Go Near The Water Get It Up
nil What In The Funk Do You See

イーグルスやドービー・ブラザース゛の軽やかなウエスト・コーストサウンドがはやっていた当時、こんな黒々としてファンキーなアルバムを引っさげて登場した白人バンドがあったということだけでも衝撃的だった。それもオハイオだよ。オハイオ出身の白人バンドなんて、ワイルド・チェリー以前は聞いたことはなかった。
A面の1曲目は当時恐らく大ヒットしたのではないか。大味なファンキーダンス曲でダウントゥアースな味付けがほどこしてある。黒人バンドのような粘質性はなく非常にからっとしているが、オリジナル曲でポップでコマーシャルだから白人キッズには大受けしたのだろう。この曲は今現在もダンクラ(ダンス・クラシック)の定番となっている。2曲目は1曲目と違いシンセを多用したダウントゥアースなファンキー曲。3曲目はウィルソン・ピケットのカバー。4曲目はウエスト・コーストのイーグルス風な曲。
B面に移って1曲目はモータウンのH・D・Hの曲のカバー。2曲目もやはりモータウンのコモドアーズのカバー。
3曲目はさびでヴァイブロフォンが美しく響き渡るオリジナルの甘いバラード。これも非常にコマーシャルだから当時のヒットチャートを登って行ったのではないだろうか。4曲目はファンキーなインストナンバー。
5曲目は彼等の得意な大味なファンクナンバー。オハイオ・プレイヤーズよりもアイズレー・ブラザーズの方が彼等のアイドルなのかもしれないが、彼等なりの拙いファンク解釈度があってこれはこれで個性なのだろう。カバーに負けないくらいのクオリティーの高いオリジナル曲もあるし。これは中古レコード屋で必ずブラックコーナーに置かれる名盤だそうだ。ロックコーナーの異質盤ぐらいが本質だとは思うが・・・。




戻る