| Side1 | Side2 |
| Try A Piece Of My Love | Hold On To Your Hiney |
| Look At Her Dance | All Night's All Right |
| Don't Wait Too Long | Raindance |
| Starlight | Take Me Back |
| nil | Keep On Playin' That Funky Music |
前作のエロジャケ効果があったのかエロジャケ路線は続いている(笑)。メンバーも1人抜けて5人になり、しかもオリジナルメンバーはパリッシとドラムのビートルだけになった。アルバムタイトルにあるようにサヴァイヴしなければならないと、アラバマのマッスルショールズにある一時期有名なミュージシャンがこぞって赴いたフェイムスタジオに出向いて、更にそのスタジオのエンジニアのリック・ホールをプロデューサーに迎えて録音している。ワイルド・チェリーとしては初めて外部のプロデューサーに託し、パリッシ作が減り他人の曲が増えた。
A面1曲目からファンキーなダンスナンバーで始まる。キーボードが乱舞してソウルフルに決める。2曲目もパーティバンドとしての本領発揮という感じである。但し2曲とも他人の曲。3、4曲目がパリッシ作。それも「ホールド・オン」路線のバラード。「またかよ!」という感じで好きなんだなー。4曲目の「スターライト」はフィラデルフィアのソウルグループが唄ってもよい。
B面に移ると1曲目から得意の大味ファンクで怒濤のまっしぐら、3曲目まで他人の曲だがデビュー作の勢いを取り戻したかのようである。やはり一時のウエストコースト路線はファンを失ったのであろう。4曲目はパリッシとキーボードのアヴセックとの共作。5作目はフェームのスタジオミュージシャンとパリッシとの共作。早い話がデビュー作の二番煎じ。
つまるところこのバンドは、リーダー・ロバート・パリッシの才能があるが故のチャレンジ精神が仇になったのではないだろうか。メンバーもころころかわっているしねー。愚直にB級ファンク路線まっしぐらでよかったのではないか。路線は違うがイギリスのスティタス・クォーのようにね。これ以降アルバムを出した記録はない。パリッシのその後の活動が気になるところだが・・・。