
| Side1 | Side2 |
| Tight Black Pants | Want You Baby |
| Monkey Suit | Dreamlover |
| Living Dead | Sometimes I |
| Test Tube Babies | Corruption |
| Won't You | Butcher Baby |
| Concrete Shoes | nil |
| Squirm(LIVE) | nil |
まずこの希代のアホジャケには腰が引けてくるが、これが彼らのデビューアルバム。プールに突っ込んだクルマに胸をべろっと出したウェンディにバレリーナの格好をしたギタリストが乗って、プールの周りには他のメンバーがテレビを壊したり寝転んだりしている。
しかし曲の方は最初からハードでスピードがあってぐんぐんと引き込まれていく。音が大きくてウェンディのしわがれた声が聞き取れなくなるが、このドライヴ感は堪らなく快感である。
「タイトブラックパンツ」「モンキースーツ」の単なるセクシャルな内容の唄から、「試験管ベービー」の人工受精による出産のホットなトピックスまで結構幅広い内容だ。 A面の5曲目の「ウォンチュー」からドラムのフィルインの掛け声が、なぜか日本語の「イチ、ニ、サン、シ」に変わる。A面の7曲目はライヴ録音の「スクワーム」で、この凄まじい迫力には圧倒される。
B面2曲目の「ドリームラバー」と3曲目の「サムタイムズ・アイ」はハードパンクとハードポップでこのアルバムの中ではコマーシャルな方だと思う。
私がプロデューサーだったらこの2曲をシングルカットする。この「ドリームラバー」と5曲目の「ブッチャーベービー」は曲の終りにチェンソーが唸って物凄い勢いで曲が収斂していく。これはパンクの名盤である。これを聴いたらジャムもクラッシュもぶっ飛ぶ。