樹脂に刻み込んだ凹凸を読み込んで電気信号に変えて再生するアナログレコードの方が、最初から電気信号に変換してあるデータを光ピックアップで読み取って再生するCD(コンパクトディスク)より原音に忠実なのはいうまでもありません。
細かいところではCDの方が高音域の再生能力がいいとかいわれますが、元々アナログで録音されているものをCDで聴いても原音の雰囲気をつかみ取ることはできないといえるでしょう。
CD,DVD全盛の現在でもアナログレコードは生産されていて、ダンス・フロア、クラブDJに於ける需要は尽きることがありません。やはり大きなジャケットやスクラッチ・ノイズを出せるのが魅力のようです。更にレア・グルーヴブームによって過去の作品・音源に光が当てられるようになってきて、高騰する原盤に対抗してアナログレコードで再発されるという例も多々見られるようになりました。
生産と消費の連鎖で展開しざるを得ないこの世でメディアの変遷は避けられないものだとしても、過去の音源を過去のメディアのままで再生できるプレイヤーやビックアップ、レコード針の生産は続けて欲しいものです。
ここでは海外の中古レコード業界で通用し日本でも一般的になっている表記方法に従っています。表記は、最初にジャケットの状態、次に盤面と続きます。例えば、M+/EX-ということになります。
・SS(Still Sealed)
流通でデッド・ストックであったものか、または購入者が未開封のもの。
・NM(Near Mint)
購入者が開封をしたがほとんど聴いていないもの。スピンドル・ホールにほとんど摩擦痕がないもの。
・M(Mint)
傷はなくほとんど新品並。目視及び試聴で+,-の表記をします。
・Ex(Excellent)
傷はあるが聴くのに問題がない。目視及び試聴で+,-の表記をします。
・G(Good)
傷はあるが聴くのに耐えられる。目視及び試聴で+,-の表記をします。